韓国の「道徳」は日本と違う―小倉紀蔵(3)
2022-07-05


日本が韓国に「約束を守れ!」「法に従え!」と要求することは我々から見れば正当なのですが、世界の「法の道徳化」の動きのなかでは日本が世界の理解を得られるとは限らない、ということになります。 韓国の「道徳性優位論」の方が世界的に認められる可能性があるのです。 そう、わが日本が正しいのだと思って油断していてはいけないのです。 韓国側の考え方を常に分析・研究して知っておかねば、「負けるときは負ける」のですから。(終わり)

【追記】

 小倉紀蔵さんは韓国について以上のように鋭い分析をしていますが、一方ではかなり疑問なこともたくさん発言しておられます。 今回紹介した『韓国の行動原理』(PHP新書)でも、何故こんなことを言うのだろう、余りにも理解できないという箇所が多いです。

拙ブログでは小倉さんについて、4年ほど前ですが、下記のように疑問を論じました。

小倉紀蔵さんの疑問な発言   [URL]

【拙稿参照】

韓国の「道徳」は日本と違う―小倉紀蔵(1) [URL]

韓国の「道徳」は日本と違う―小倉紀蔵(2)  [URL]

「両班」理念が復活した韓国―『朝鮮日報』(1)[URL]

李朝の「両班」理念が復活した韓国(2)  [URL]

李朝の「両班」理念が復活した韓国(3) [URL]

「通常‐両班社会」と「例外‐軍亊政権」―田中明  [URL]

「例外」が終わり「通常」に戻る―田中明(2)  [URL]

古田博司 『醜いが、目をそらすな、隣国・韓国!』(3) [URL]

古田博司 『醜いが、目をそらすな、隣国・韓国!』(4) [URL]

古田博司 『醜いが、目をそらすな、隣国・韓国!』(5) [URL]


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