コメント(全10件)
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「反日種族主義」はベースに経済学があることが、従来の日韓関係研究と大きく違うと思います。彼らは、マクロで捉えているが、従来の研究者達はミクロで捉えている。
李栄薫教授たちが主張する、「強制連行はなかった」「奴隷労働はなかった」「慰安婦は性奴隷ではなかった」とは、あくまでもマクロとしては無かったのであって、ミクロでも無かった(全く無かった)と言っているわけではない。
従来の日韓関係の歴史家は、ミクロで捉えたがる。一つでも奴隷労働(タコ部屋)等があれば、全てそうだったと言いたがる。
マクロで見れば、当時ですらこれらの違法行為は認知されることはなく、規制もしていたのです。勿論、理想と現実は乖離するもので、規制から漏れた事例は多数あったろうし、今でもあります。今でも「ブラック企業」という形態で存在します。
マクロ経済学だと、物事、経済学の根本原理である需要と供給で決まり、当時の日本政府や企業が朝鮮人から「搾取」しようとしても、それが経済原理に反していれば「搾取」したくても出来ないということです。朝鮮人男女が日本に出稼ぎに来たり、ビルマまで「遠征」したのは、彼/彼女等にそれなりの成算があったからで、無理強いであれだけの数を動かすことなど不可能なのです。
李栄薫教授たちも、「強制連行」「奴隷労働」「性奴隷」でこれだけの朝鮮人を動員できるはずがないと主張しています。これは、会社で人事を担当したことがある人たちには当たり前のことでしょう。韓国の主流歴史学者や日本の所謂「反日」歴史学者は、会社で人事業務をやったことがないのでしょう。
しんのすけ ― 2019-11-10 19:26
はじめまして。逃亡した朝鮮人はなぜ故郷へ帰らなかったのか。ある程度の仮説を立ててみました。
まず逃げられた雇い主が真っ先に考えるのは下関等朝鮮行きの船の乗り場を探すことでしょう。だから港へ近づくのは危険だと思われます。
第二に逃亡は着のみ着のままですから、船賃が出せたとは思えません。
第三に太平洋戦争が始まってからは旅客移動の統制がはじまりました。逃亡中の朝鮮人に切符の割り当てがあったとは思えません。
これらは予測ですからエビデンスを調べようと思います。
辻本 ― 2019-11-10 22:38
どうぞ調べてください。
当時の内地(日本)では、朝鮮人同士のコミュニティが形成されていましたから、今の仕事よりもっと稼げるところはどこか、という情報が飛び交っていたようです。 日本人の働き手が兵隊にとられて人手不足の時代でしたから、仕事探しには困らなかったみたいです。 無断で辞めて職場を移るのも「逃亡」です。次の職場のあてを確保しての「逃亡」が多いと思われます。 「逃亡」は着の身着のまま、とは言えないでしょう。
当時は不正渡航で摘発されて、故郷に送還された朝鮮人は毎年数千人です。 渡航手段の多くがいわゆる闇船ですね。 故郷に帰る手段は、関釜連絡船だけとは限りません。
しんのすけ ― 2019-11-12 17:00
ありがとうございました。
逃亡した朝鮮人が、在日朝鮮人の集まっている所に逃げることはおおいに考えられます。30%の朝鮮人が逃亡したそうですね。
ただし闇船に乗った可能性はあまりないと思います。とりわけ日本にきてすぐ逃げ出した朝鮮人は正規の関釜航路の切符を買う金すらないのに闇船を雇う金などなかったでしょう。
雇い先を決めて脱走した。これはありそうな話ですね。
しかし国の金で炭鉱で働かせるために連れてきた朝鮮人を、脱走を承知の上で雇ったなら厳罰が下らないでしょうか?
辻本 ― 2019-11-13 04:34
故郷に帰る手段は、関釜航路だけとは限らないということです。
もともと日本には不正渡航してでも行こうとした朝鮮人が多かった時代です。 動機は日本で儲けて一旗揚げるですね。 「逃亡」は、よりお金儲けができる職場を探して移るということです。
なお軍需工場で、軍の秘密に接触する職場は違います。 逃亡すれば罰せられます。 そうでない限り、人手不足でしたから、逃亡朝鮮人は受け入れられました。 だから逃亡率30%という高い数字が出てきます。
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