韓国に「〓〓〓〓(韓国の波)」というユーチューブがあります。 自国を誇らしげに自画自賛するような映像ばかりで、いわゆる「ホルホル動画」と言われるものです。 「ホルホル」はもともと韓国語だそうで、詳しい意味は検索して調べてみてください。
この中で2025年6月18日に、日本に関連したものが公開されました。 題名は「ハングル導入、日本の伝統学者たちが激烈に反対した理由!??」 「日本右翼vsハングル 教育戦争 日本文盲率→ハングルで解決した実話」です。 [URL]
韓国語の勉強のつもりで視聴してみたところ、まあまあ聞き取りやすかったです。 しかし内容はデタラメで、突っ込みどころが多いですねえ。 本国の韓国人はこんなデタラメ動画で「ホルホル」するのか!?と妙に興味深いものでした。
これは韓国の「ホルホル動画」ですが、一方日本の「ホルホル動画」では「日本最高!」「日本人はすごい!」「世界が驚愕!」などと日本人が「ホルホル」しているのとよく似たものですね。 どちらも一部の自国民の「癒し」になっているようです。 韓国と日本の「ホルホル動画」比較検討なんて、研究対象として面白いかも知れません。
今回はこの韓国「ホルホル動画」を翻訳してみましたので、お読みいただければ幸い。 取り急ぎの翻訳ですので、日本語としてはこなれていない部分があります。 なおバカバカしい内容ですから真剣になる必要はなく、軽く読み流せばいいです。
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(導入) 2024年、東京大学大講堂、日本最高の言語学者たちが集まった学術大会で衝撃的な発表があった。 「日本の未来のために、ハングルを第2の文字として導入すべきです」。 この一言に、学界は大騒ぎになった。
(本文) 実は5年前に論争が始まったのですが、これがどのように日本社会を変えたのか? そしてなぜ伝統学者たちは激烈に反対したのか? すべては2019年の大阪の小さな小学校から始まりました。
西成区、日本で最も貧しい地域の一つ。 ここで小学校の校長である田中ヒロシ(弘?)は深刻な問題に直面していました。 自校生徒の40%が学習不振児童でした。 特に日本語の読み書きで深刻な困難を抱えていたのでした。 漢字、ひらかな、カタカナ、三つの文字を同時に学ばねばならない子供たちがへとへとに疲れています。
田中校長は偶然に韓国の文盲率が世界最低水準という記事を読みました。 そしてハングルの科学的構造について、知るようになったのです。 「24個の文字ですべての音を表現できるなんて、日本語は基本的に覚えねばならない文字が2000個以上というのに。」
田中校長は果敢に試してみました。 放課後、特別プログラムとしてハングルを教え始めたのです。 目的は簡単でした。 ハングルで先ず初めに読み書きの原理を覚えた後、日本の文字を学ぶようにしたのです。
最初は生徒の親たちも反対しました。 「なぜ子供が韓国の文字を勉強しなければならないのか」というのです。 しかし3カ月後、驚くべきことが起りました。 学習不振児童に分類されていた子供たちがハングルで読み書きを始めたのです。
子供たちは初めて自分の考えを文字で表現する喜びを知るようになったのです。 8歳のユキ(由紀‥‥?)は、このように言いました。 「漢字が難しすぎて、あきらめました。 しかしハングルはレゴ・ブロックみたいです。 組み立てれば文字になるのが不思議です。」
6か月後、さらに驚く結果が現れました。 ハングルを最初に学んだ子どもたちが日本の文字の学習にもメキメキと上達したのです。 文字の構造と原理を理解するようになり、複雑な漢字も直ぐに覚え始めたのです。 ハングルはまるで学習の入門道具のようでした。 子供たちはハングルで自信を持ち、その自信で日本の文字に挑戦することができたのです。
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