コメント一覧: 辻本武　tsujimoto blog

今や在日コリアンの9割は日本国籍者と結婚しているとされてますがその子供たちの国籍選択はどのようになってるのですかね
大半が日本国籍を選択してると推測されますがその際の葛藤とか家族の反応とかはあまり語られていないですね
表に出てくる在日の人は両親とも在日の人が多く通婚の実態というのはよく分かりませんね

在日が日本国籍者と結婚した場合、婚姻届は日本の役所へは当然ですが、韓国領事館に届け出ないことが多いですね。
この場合、子供は日本国籍のみなので、国籍選択はないです。
在日でも何かの事情で本国と切れたくないとするなら、婚姻届を領事館に提出し、子供も韓国籍を取得するので、二重国籍になります。
在日同士の結婚の場合、子供も韓国籍になりますので、その子は将来韓国のパスポートを取ることになりますから、婚姻届も出生届けも領事館に届け出ますね。

今は在日と日本人との結婚は９割を越えていますから、以前のような家族間葛藤はほとんどなくなりました。

なお朝鮮総連幹部や朝鮮学校教師らは熱誠活動家ですから相手も朝鮮・韓国籍を探しており、もし日本人と結婚した場合、家族も含めて立場がかなり悪くなるという話を聞いたことがあります。
この場合、葛藤があるでしょうね。

「心では思っていても公の場で言える雰囲気のなかった時代」
→今現在もそういうタブーみたいなものはあるのでその点は昔から変わらないのだなと感じました。
前回のブログで野村進「コリアン世界の旅」を紹介してくださっていましたが、あの本の中で野村進さんは「現在日本国内に居住している在日朝鮮人の大半は労働目的で来た人や戦後密入国した朝鮮人やその子孫で、いわゆる強制連行されて無理矢理連れてこられたような朝鮮人はほとんどいない。これは学術的にも検証されてほぼ確定している歴史的事実」と書いていましたがこれも当時はタブー視されていて「心では思っていても公の場で言える雰囲気のなかった」ことだったと思います。
ブログ主さまも昔のブログ記事で野村進さんよりももっと前から「現在日本国内に居住している在日朝鮮人の大半は労働目的で来た人や戦後密入国した朝鮮人やその子孫で、いわゆる強制連行されて無理矢理連れてこられたような朝鮮人はほとんどいない。これは学術的にも検証されてほぼ確定している歴史的事実」ということを書いていて、よく分かっていない世間から批判も受けた話を述べていたと思います。
ガリレオは「それでも地球がまわっている」と言いましたが、今現在は当たり前に話せることでも、その当時堂々と主張するのは勇気が要ったろうと思いました。