解放運動の「強姦神話」
2007-07-28


 小さな月刊誌『こぺる』(2007年2月号)に、解放運動に関わっておられる福岡さんの論考のなかに、次の一節があります。

「私の友人は、解放同盟の幹部から性暴力を受け告発した。でもその県連では彼への処分は軽微で、逆に彼女は非難を受け、孤立させられ、誹謗中傷が飛び交い、辞めざるを得なくなった。差別の苦しみを語るなら、他者の痛みにも共感できるはずと思うのは甘いのだ。“強姦神話”は大手を振って歩いていた。」    (福岡とも「“部落解放同盟は解散すべきとき”なのか」6頁)

 詳しい状況は書かれていませんが、当時の雰囲気を知る私には、おそらく事実だろうと思われるものです。  解放運動でも在日の運動でも、この傾向がありました。この話、運動に関係しなかった人には、なかなか理解してもらえないのではないか、と思います。  [URL]


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